コスタリカ留学日記帳

留学団体AFSを通じて中米コスタリカに滞在している高校生のブログ。

お別れ会。

日曜日、


僕が派遣されているAFS、Pérez Zeledón支部の集会に行ってきました


いつもは小学校の一室を借りるなど細々とやるのですが


その日はなんとプール付きの


貸し切りのキャンプ場で行われました



なのですが、


僕、前回の集会に欠席してしまい


その時に言われていたという


水着を持って来いっていう指示を知らなかったため


プールがあることも知らず

ほぼ手ぶらで行ってしまいました..😂


どうなったかは後ほど...



プールのことは知らなかったのですが


この日が特別なのは知ってました



この支部に僕より半年前に着き


コスタリカでの留学生活を過ごしていた


5人の留学生


それから、僕と共にここに来た


セメスター(6ヵ月)の2人の生徒たちの


お別れ会でした



彼ら(というかほとんど女子なので彼女ら)にとっては最後の集会だということで


感慨深いものがあったみたいで


会の終盤に差し掛かる頃に

感極まって涙を流す子もいました


僕も彼女らに会うのが最後と思うと

どうしようもなく悲しくなってしまい


抱き合って一緒に泣いてました



僕が彼女らに初めて会ったのは


ここの家族に入ってから一週間も経たない時に開かれた支部の集会。


僕ら新しい留学生の歓迎会だったんだと思います


まだ着いて間もなくスペイン語が全く分からなかった僕を気遣い


英語で沢山話しかけてくれました


その後も会うたびに


日本について興味深そうに沢山聞いてくれたりして

本当にフレンドリーな人たちでした



また、着いて1ヵ月経ったころ


予防接種のために首都の病院へ行かなければならなかった時も


彼女らのうちの一人が、わざわざ学校を休んで一緒に付き添ってくれました


あの時の経験のお陰で、今では一人でチケットを買い

首都まで行くことができています



今こうして順調にコスタリカで生活できているのは


最初の頃、なーんも分からないことだらけで、足を引っ張ることだらけだった僕を


見放さずに、親切に面倒をみてくれた5人のおかげなんだなって感じてます


本当に感謝してもしきれないです


また優しい兄たち、姉のようでありながら


同じ留学生としての先輩でもありました


本当に流暢にスペイン語を話すし

この国のこともよく理解してる


行動力、責任感、積極性...


人としても見習うべきところが沢山ありました


皆出身が違い、個性も豊かで


一緒にいてとても楽しかった


もうすぐいなくなってしまうと思うと寂しいです



それから、セメスターの生徒


一人は前に書いた

同じクラスにいた子でした


最初は嫉妬してばかりだったけど

今ではとても尊敬しています


もう一人は自分よりも若い子


ありえないほどスペイン語が話せてて


もう嫉妬を通り越してました😂



明るくて、穏やかで、優しくて


皆と共に過ごせて

またここで出会えて本当に良かったです



そんな彼女らとの最後の集会


肉を食べたり、かき氷食べたり、果物を食べたり...


考えると食べてばっかでした😂😂


それからプール。


水着を持っていかなかった僕は


文字通り指をくわえてプールサイドで皆を見ていたところ


LPさんが行きな、って言ってくれたので


ためらいなくズボンのまんまプールに入りました😂


だいぶ重かったけれどやっぱりプールは最高でした


で、その後


濡れたズボンを履いたまま寒さと闘ってたら


同じクラスだったセメスターの子が


これ巻いておきな、って言ってタオルを貸してくれたので


迷わずズボンの代わりに腰に巻きました


皆と撮った写真を下に載せますが


変に思わないで下さい

変ですけど...笑



そして会の最後に


それぞれの生徒、家族がこれまでを振り返って話していくなかで


僕も挨拶をさせていただきました


上にかいたような感謝の言葉ともう一つ


彼女らが去ってしまったあとは

もう僕を引っ張ってくれる人はいません


逆に、今度は僕が、もうすぐやって来る新しい留学生たちを引っ張っていく番なんです


だからこれからも成長を続けて

あなた方のような頼れる先輩、兄貴になってみせます


こう伝えました


まだまだ片言で自信を持てなかったけど、


ちゃんと伝わってたらいいな



Muchisima gracias

Nunca voy a olvidarlos

Que los vaya bien y vamos a vernos algun día

Los quiero mucho...


☝ほら😂

スカートみたいになってる😂😂


そして僕らの頭上にぶらさがってるのが僕のズボンです...


そして皆からのメッセージ


大切にします



=:O


30/06/2015

シスター誕生会2 まとめ、感想

続きです


当日のまとめを書いていきます!



前に


パーティーは1時半から、と書きましたが


実際にはパーティーの前にミサに出席し


その開始時間が1時半でした


ミサは1時間半ほどだったので


実質3時から始まりました



前日、会場の準備の最後に


椅子と机を並べる手伝いもしたのですが


あまりにぎゅうぎゅうに椅子を詰めていくので


こんなに来るの..? と思ってたら


200人? 300人?


ほんとにそんなに来ました。


この地域は村と呼べるほどの小さな場所なので


こんなに人が来たのは初めてで驚いてました


ファザーによると


隣国パナマからの来客もいたとか!

恐るべし妹...



そしてお客さんが全員入った後


例の社交ダンスへ😂


会の最初にやるとのことでした



入場のときに


ペアと共に、DJから名前を呼ばれるのですが


"外国の名前はわからないけど..."と言われつつも


間違わずに呼んでいただけました笑


間違われるのは嫌じゃないけれど


やっぱり正しく呼んでもらえると嬉しいです笑

滅多に合うことがないのでなおさら😂



で、ダンスなんですが


テーブルと椅子で会場のほとんどを占め


しかもペアが14組もいたので


踊るスペースが凄く狭かった...


だいぶ窮屈な中でしたが


なんとか最後まで無事にできました😊



その後からなんですが.....


実はその後4時から7時までの3時間


パーティーを楽しんではいませんでした



というのは


ファミリーから頼まれて


ほぼ三時間ずっと


お客さんに飲み物を注いでました



でも暇だったかというとそうではなくて


こう何時間も


"お客さん"という相手を意識して作業するのが


文化祭以来の久しぶりのことだったので


とても新鮮で、良い経験になりました



どうやったら手元のジュースを効率よく空にしてくか


どのくらいのペースで回れば不快感を与えないか


色々なことを考えながらやってました


同時に、色んな人に声を掛けられおしゃべりをしたので


コミュニケーション力も少しついたように感じました



それまでと違い、与えられた手伝いを楽しみを持ってできた


いいことだったと思います。



そしてそのあとからは!


お待ちかねのフリーダンスの時間


前にも何度かパーティーには参加しましたが


必ずこういう時間があるんです



コスタリカの人たちはダンスがとにかく大好き


普段からも曲がかかるとすぐ体を揺らします



ただこの時間では


メレンゲ、バチャッタなどのジャンルの音楽にのせて社交ダンスをするんです


ダンスの種類についてはまた今度。


コスタリカの大体の人たちは、小さい頃からダンスに親しんで育ち


ある程度ダンスを知っています


この日も、小さい子どもが親と一緒に踊っているのを何度か見ました



ダンスはコスタリカの主要で大事な文化の一つだと思ったので


こっちに来て、機会があった時に見知らぬ人に声をかけて教えてもらってたりしてました


この日も同じように、手当たり次第で踊ってくれる人を探して


快く受け入れていただいた方々に


新しいステップや回り方、回し方などを教えていただきました


ダンスのバリエーションが増えるとそのぶん面白くなるので


これからも機会を探って勉強したいと思います💪



そしてクライマックス


カーニバルのお時間

前に書いた、ディスコタイムです



皆で仮面を着けて

配られた笛を鳴らしまくった後


DJがダンスミュージックをかけると


もうね、すごいです


皆で飛び跳ねて踊って

大声で歌って


すっごく暑いので途中からシャツ着てられんくなって脱ぎました😂


最高に楽しかったです



あの後気づいたのは


あんだけハイになった後になると


自分から話しかけに行ったり


話しかけられるとその人よりよく喋ったり


凄く積極的になってる自分がいたということ


いつもはスムーズに出ないはずのスペイン語も


不思議な位すらーって出たんです



なんというか、本能(?)で喋ってるっていうような感覚でした



本当に楽しかった



それから、書いておかなきゃいけないことが


今日のこの日のために


家族、親戚、近所の方、友人


色んな人たちの苦労、時間がかかって


また当日も本当に多くの方が訪れて


彼女のために祝ってくれた


妹は本当に幸せな人だなって思いました



こんな経験は誰にも出来ないんじゃないかってくらい


自分にとっても衝撃的な一日だったので



彼女にはこの経験と


大勢の人への感謝を忘れずにいてほしいなと思います


なんか上から目線になっちゃってるけれど。



この後僕も、自分が感謝するべき人は誰なんだろうって考えて


今僕がここにいて


数々のありえない経験を出来ているのが


父さん、母さん、おばあちゃんたち家族だけでなく


また留学を支えてくれた人たちだけでなく


僕が生まれてから今まで


僕に関わってきた多くの人


小学生のときに意地悪をされたことで


世の中の辛さ厳しさを学ばさせられた意地悪なあの子とか


幼い頃に面倒を見てくれた


今はどこに住んでるかわからないお隣のおばさん


考えてみたら本当に沢山の人のおかげなんだな


色んな人が俺を見てくれてんだなって思えて


その人たちへの感謝と、期待を裏切らないように成長していかなきゃって気持ちが


深ーく残りました



これからもそういうことを忘れずに、この留学生活を過ごして行こうと思いました



すーごく長くなってしまったけど


ここまで読んでくれてありがとうございました。


もう書き出しから2時間も経ってる..笑



最後にもう一度

¡Feliz cumpleaños Jennifer!

Te quiero mucho.



=:O


27/06/2015

シスター誕生会1 写真

1週間遅れですが


先週の妹の誕生日パーティーの写真、まとめを載せていこうと思います


まずは写真から


出席簿代わりのノート

参加した人たちがメッセージを残していきます


各テーブルに置かれたキャンドル

こういった小物から衣装まで全て手作りなんです


前日の準備の様子


演出のテーマの一つが風船で、僕も手伝いではひたすら風船を膨らましたり曲げたり繋げたりしてました


これ

なんだと思いますか?


答えは後ほど


風船のプリント

MIS QUINCE AÑOS

"私の十五歳"です


当日の様子

床にはバラ(これも紙での手作り)でカーペットを模した通路が作られてます


ステージにはDJが


終盤に入ると会場の電気が消され

真っ暗なディスコに変身


DJのかける大音量の音楽にあわせて

皆狂ったように踊るんです


ケーキ


プレゼント入れは満タン



会場についての写真はここまで載せたんですが


パーティーの最中の様子は撮れませんでした..😥


感想などを踏まえて次の投稿で書いていくので

そこで雰囲気を感じとっていただけたらと思います


クライマックス

ろうそくやけに長いなと思ってたら花火でした


で、これ

見えますか?


さっきこれは何でしょうと聞いた

あのお姫様の置物みたいやつ


天井にぶら下がってるの見えますか?


何をしてるかと言うと



実はあの中には大量のお菓子が入っていて

それを誕生日の人が棒で叩いて割って


降ってくるお菓子を皆で取るんです



コスタリカの誕生会の最後にはこういうイベントがあるんです


ちなみに僕は一個も取れませんでした😂



以上、写真でした!!


次はまとめ、感想を書いていきます

では。


=:O


27/06/2015