コスタリカ留学日記帳

留学団体AFSを通じて中米コスタリカに滞在している高校生のブログ。

出稼ぎ中国人から考えること

今朝、朝ごはんを食べながらホストファザーとした話



僕の家族は家からすぐのところに売店を営んでいます


生活雑貨、食べ物、色んな物が置いてあります


また近隣の方々のふれあいの場にもなったりします


コスタリカではこういう売店があちこちにあって、周辺の住民の生活を支えています



で、その我が家の売店には3台のパチンコ(?)台が置いてあり


お客さんや、店番で暇している兄がよく遊んでるのですが


月に1回ほど、中のお金を取り出しに業者さんがやってきます


昨日、やってきたそうです


で、その業者さんは2人いて


助手的な立場の方の人が中国人の方なのです



で、今朝のファザーとの会話


ファザー「あの中国人、こっちに7年もいるんだってよ。なのに彼のスペイン語は下手だね。7ヵ月しかいないあんたのほうがよっぽど話せてるよ」


僕「そんなことないでしょ笑 7年って羨ましい..」


ファザー「彼は15歳の時から、働くためだけにこっちに来てるんだとよ。だから仕事以外では全然話せてなかったね」


「それに、彼はコスタリカの文化なんて一つも好きじゃないんだと。お祭りも、ダンスも、食べ物も人も全部」


僕「え。それショックだね」


「確かに文化に馴染んでないとコスタリカ人の雰囲気は無くなるよね。スペイン語はできるんだと思うけど」


ファザー「彼は目いっぱい働いたら中国に帰ってくんだとさ。中国人は皆そういう寂しいやつなのかな。」


僕「いやでも、コスタリカが好きで住んでる人もいるでしょ、隣町の売店のおっちゃん(コスタリカ人と結婚した人)とか」


ファザー「まあ人によるんだろうけどさ」..



お金を稼ぐためだけにコスタリカに来て、ここでの生活を楽しまずに帰ってくのは寂しい奴だってファザーの言うことは分かるけど


彼みたいに、海外に出て仕事探して働いてかないと食ってけないような人が


中国にはいっぱいいるということなんだろうなと思いました


ファザーに言うべきだったかな



中国は土地も人口も馬鹿でかい国で


おまけに日本との間に、戦争の歴史からなる偏見やら毛嫌いがあって


その偏見がそのまま人々の中での事実になっちゃったりして

(例えば、pm2.5などの大気汚染が中国じゅうで起こってて汚いとか。実際の大気汚染は北京とかの都市部で、他のところは東京より空気きれいだったりする)


隣の国なのに知らないことが多すぎるところ


もっとちゃんと知る必要があるなってのは、去年1回中国に行った時から思ってること


また行ってみて、ちゃんと考えてみたい



ここコスタリカは移民が多く、同じ国にいるのに


中国やらシリアやら色んな国について考えさせられます


次はどこについて考えるだろう



=:O


01/10/2015

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